「ハロプロシングル大全集!! 1997-2010」結果発表イベントレポ

10月9日(日・祝前日)深夜24:30より、新宿ロフトプラスワンにて「ハロプロシングル大全集!! 1997-2010」結果発表イベントを開催しました。当日来ていただいた方々、ありがとうございました。
http://www.esrp2.jp/hpma/10th/
ここで当日のレポートというか覚え書き、あるいは主催者側から見た「どの場面がウケたか」というのをちょっと書いてみようと思います。

  • 開演前

今回の映像はちょっと自信あったというか、もう明らかに面白すぎるとわかっていたし、それに加え、現役ハロヲタじゃなくても楽しめる性質のものなので、昔楽曲大賞のスタッフだった人にも見て欲しいな…と考えていました。なので普段はそんなことしないのですが、前日に電話して「来いやコラ」と勧誘する、という行動を取りました。その結果、コイタさん、TKさん、さかもとさんにご来場いただけて、普通に嬉しかったです(ヤシマたんは翌日にけいおんのイベントがあるっていうのがわかっていたので最初から誘わず、みなとさんはどうせ言わなくても来るだろと思って電話しなかったのですが、蓋を開けてみたらなんと子供たちと遊ぶ用事(誤解を招く書き方)で来れなかったみたいでした)。
また、楽屋にて某タワーレコード社長の某氏と挨拶させていただくという機会がありました。なんでもお話を訊くに、楽曲大賞イベには初回の2003年から、数回を除いてほぼ毎回来場してくださっているとのこと。どんだけ筋金入りのヲタなんだよ! 僕はもうCDはタワーレコード以外では買いません!

  • 開演

乾杯の音頭というのは実は毎回変えているんですが、今回は「おつかりんちゃんさん」で行きました。意味がわからないという人は、鞘師のリボーンのブログの過去エントリにあたってみてください。
ちなみにモコモコさんのコスプレ衣装はモーコーだったことを一応報告しておきます。

  • 1997-98年度
  • 1999年度
  • 2000年度
  • 2001年度

この辺りは、こちらの予想以上にウケてましたね。平家さんやココナッツ、三佳千夏などは曲映像が流れるたびに、懐かしさ+レア感+こんなの初めて見るよ感等がごちゃまぜになり、結果笑うしかないという状態になっていたと感じました。
あとまあ、やっぱり2001年は豪華ですね。ここがハロプロの最初のピークでしょう。

  • プレイバック1997-2001

ASAYANでのつんくの娘。命名の瞬間というのは、僕も今回初めて観ましたが、ある意味、いまもブレてないというか、現在ではTwitterのTLで日々感じることができる「この人なんなの?」感が昔から一貫してのものだったんだなあと再認識できたというか。あと、司会の永作博美の映像に場内がざわついたのは予想外の反応でした。いや確かにあれはちょっと高まるよね。
4期メンパートには『ピンチランナー』のラストシーンを使いましたが、梨華ちゃんの箇所で笑いが起きるのは予想通りでしたw

  • 2002年度

僕の史観としては(僕だけじゃないと思うけど)、ここでちょっと陰りが見られるというか、まあ具体的に言うと「Do it! Now」のリリースとハロマゲドンなわけです。DiNも、いまは全然嫌いじゃないですが(好きでもないですが)、このPVを久しぶりに見返してみると、ちょっと解散を匂わすというあざとい作りが、なんかAKB的に見えてきますね(時間軸的には逆だけども)。
あと、今回の371曲中、シェキドル「愛は無敵 〜二十歳の夜の誓い〜」のみが、PVはおろかライブ映像も見つからなかったので、ジャケット画像の芝居で対処した唯一の曲でした。

  • 2003年度

ここで実験さんのミステイク! 二度と同じ過ちが起こらないように(そして面白いので)わざわざここで書き記しますが、実験さんにはランキング順位画像の作成をお願いしていたんですね。今回のブロックは、普段の楽曲大賞のレギュレーションに沿って、前年の12月〜その年の11月、という期間で区切っていました。しかし実験さんは1月〜12月で区切っていたのです。そこでどういう不具合が起こるかというと、12月発売の曲で上位に来るものがあったら、前のブロックで順位画像を表示した時に、ネタバレになってしまうのです。例えば2003年12月発売のZYX白いTOKYO」なんかがそうです(総合4位)。これがイベント途中で判明してしまったものだからさあ大変。結局Honestさんがその部分の画像をスクロールさせないなどの付け焼刃的な対処で乗り切りましたが、まあ今回のイベントは順位はあまり重要な要素ではないので(リリース順に映像を見ていくというのが醍醐味)、別にいいかな、という感じです。というか実験さんの作ってきた画像は僕もチェックしたんですが、全然気づかずにOK出してしまったので、僕もあまり怒れないという事情もありますが……どうも観客様においては、ドタバタしてすみませんでした。
曲では、「ミニモニ。数え歌 〜お風呂ば〜じょん〜」「〜でーとば〜じょん〜」のコンボ、あと前年ですが「アイ〜ン! ダンスの唄」辺りで笑いが大きかったかな。

  • 2004年度

そしてその「白いTOKYO」、さらにBerryz工房あなたなしでは生きてゆけない」が年度内上位2位を記録するという、明らかにハロプロキッズ勢の台頭がわかる結果に。いやもちろん知識としてはそんなのみんな知ってることですが、こうして実際に映像で、投票結果として現れると、また改めて納得できるというものですよな。

  • プレイバック2002-2004

ここではハロプロキッズのオーデ映像がメインでした。「ゆいたいです」「持久走あるじゃない」「つんくとか来て楽しかった」辺りは、まあ定番ですが、やっぱり何度見ても面白いですね。梨沙子が腕骨折してギプス姿というのも、じわじわ来ます。あと、さゆの大きい手というのは微妙に忘れていたので、今回懐かしかったです。

  • 休憩

今回はレギュラーの楽曲大賞イベと比べて、映像がより濃く、壇上でそれを見ながらコメントしていくだけで相当な重労働でした。もうこの時点で相当疲れていました。しかしここでクニオさんが遅れて会場到着。しかもアルコール注入バッチリで、完全に酔っ払ってやがる…!
ちなみにモコモコさんのお色直し以降のコスプレ衣装はぁまのじゃくだったことを一応報告しておきます。

  • 2005年度

ここで「この2005年という年はどういう年だったかを簡潔に表すと、モーニング娘。はもう駄目だ、でも俺たちにはBerryz工房がある!という年です」と、その場の思いつきで喋ったところ、意外とウケが良かったので気を良くして、以降天丼を重ねていきます。クニオさんも「何言ってるんだあんたは!」と過剰に突っ込んでくれてありがたかったです。まあ単に酔っ払っていたということだと思いますが。

  • 2006年度

「この2006年という年はどういう年だったかというと、モーニング娘。はもう駄目だ、でも俺たちには℃-uteがある!という年だ」という天丼。まあ実際、まっさらもちゃんと上位に着けてますしね。

  • 2007年度

「この2007年という年はどういう年だったかというと、ベリキュー最高! あれ、でも娘。も良くなってきている…?」。要は「笑顔YESヌード」に尽きますね。

  • プレイバック2005-2007

7期・8期オーデ映像がメインですが、それだけじゃ弱いのでどうしようかなと結構悩んで、よし菅井先生特集にしようと思いついたら、これが想像以上に大ウケでしたね。やっぱり菅井先生は偉大です。今回使用させてもらった映像の元になっているのは、「菅井英憲名場面集」というYouTube動画です。該当動画を編集したうp主にここで感謝の意を表明したいと思います。

  • 2008年度

ついに総合1位曲「リゾナント ブルー」が出ました。1位曲をここまで引っ張れたのは、イベントの盛り上がり的にはラッキーでしたが、それよりもちゃんと昔の曲も今の曲もいいバランスで評価されているのが美しいことだな、と思いました。

  • 2009年度

この年はみやびちゃんのボブびちゃんカットと、フリコピで高まる曲は「抱きしめて 抱きしめて」「泣いちゃうかも」の2曲だ、と壇上で力説したんですが、観客の反応は薄かったと記憶しております。ハロプロ全体で言えば、スマイレージが出てきたことが大きい出来事でしょうね。

  • 2010年度

そして最後の年度。いかにみんなの大好きなハロプロ映像とは言え、こうも連続で見ていくと疲れもするでしょうが、皆さん最後まで楽しんでいただいていたようで何よりです。

  • 2011年度

ここでサプライズというか、やはり2010年度で終わりにすると中途半端なので、今年分にあたる2011年度シングル映像も用意しました。こうして見ると、全曲良曲じゃないか!(僕はベリに厳しいので、その辺りは除外させてもらいますが……いやヒロインはいいんだけどね……)

  • 後説

台本上の終了予定時刻は5:30だったんですが、結局終わったのは6:30。60分オーバーでどうもすみませんでした。……でも楽しかったよね?


というわけで次回「第10回ハロプロ楽曲大賞2011」は、11月下旬にアイドル楽曲部門の投票受付、12月上旬にハロプロ3部門(楽曲・MV・推しメン)の投票受付、12/30(金)深夜に新宿ロフトプラスワンにて結果発表イベント、という例年通りのスケジュールで進行していきます。よろしくお願いします!