第8回ハロプロ楽曲大賞2009に投票

http://www.esrp2.jp/hpma/2009/
僕の投票内容です。

楽曲部門

5位（1.0pts）　Golden LUV feat.MAKI GOTO / ravex
作詞：Boo　作曲：ravex
収録盤：ravex「Believe in LOVE feat.BoA」2009/02/18 AVCD-31594/B(初回) AVCD-31595(通常)

この曲の初聴時のインパクトは絶大なものがあった。これは、（例えば）矢口真里「センチメンタル南向き」を聴いた我々が当時夢想した、ハロプロの未来の形の一つである。ravexは大沢伸一（Mondo Grosso）、田中知之（Fantastic Plastic Machine）、☆Taku Takahashi（m-flo）による企画ユニットでハロプロとは全く関係ないが、後藤真希の歌声がそこにある限り、やはりこれは確固としてハロプロ楽曲なのだ。

4位（1.5pts）　ゴール / Buono!
作詞：AKIRASTAR、岩里祐穂　作曲：AKIRASTAR　編曲：井上慎二郎、AKIRASTAR
収録盤：Buono!『Buono! 2』2009/02/11 PCCA.02839(初回) PCCA.02840(通常)

COLDPLAY「Viva La Vida」ネタ使いであることは、この際（関係あるが）関係ない。アイドルポップスのバリエーションには限界があるが、その限界を押し広げた一曲。（アイドルポップスの範疇で）この曲と似ている曲、この曲と同じ感慨を与えてくれる曲を私は知らない。あったら教えて下さい。

3位（2.0pts）　PARTY TIME / ガーディアンズ4
作詞：川上夏季　作曲・編曲：日比野裕史
収録盤：ガーディアンズ4「PARTY TIME / わたしのたまご」2009/11/18 PCCA.03046(初回) PCCA.70261(通常)

2009年に発表された四つ打ちポップスの中で、もっとも良い曲。それが言い過ぎなら、過去30年ぐらいの四つ打ちポップスのディスクガイド本が出版されたとした場合、オールタイムベスト10に必ず入る曲。

2位（2.5pts）　ライバル / Berryz工房
作詞・作曲：つんく　編曲：平田祥一郎
収録盤：Berryz工房「青春バスガイド / ライバル」2009/06/03 PKCP-5138〜9(初回A) PKCP-5140〜1(初回B) PKCP-5142(通常)

この曲をライブで聴いたときのあの幸福感は他の何物にも代え難い。ベリの諸曲に比べると多少薄味だが、そこがいい、とも言える。

1位（3.0pts）　SONGS / モーニング娘。
作詞・作曲：つんく　編曲：田中直
収録盤：モーニング娘。『プラチナ 9 DISC』2009/03/18 EPCE-5629〜30(初回) EPCE-5631(通常)

こういった打ち込みものが自分の嗜好に合っているということを差し引いたとしても、やはりここで示されているサウンドプロダクトの達成は2009年最強だし、10年単位で見ても相当のものだと思う。私が聴きたかったハロプロ楽曲の最良の形の一つがここにある。

楽曲部門（次点）

以下の3曲は、上記5曲と入れ替えてもいいぐらい、選曲の際に本当に迷った曲です。もし楽曲部門のルールが「自分の好きな曲を8曲選んでください」というものだったら、この3曲を加えた8曲に投票します。

★憧れ My STAR★ / ℃-ute
初聴時の衝撃という点では「SONGS」と似たものがあった。やっぱこういう曲が好っきやねん。「Bye Bye Bye!」も良かったけど、どっちかというとこっちかな。

消失点 -Vanishing Point- / Buono!
夏焼雅ちゃんの歌声がよく栄える一曲。この曲に8ptsぶっこむ誘惑に抗うのが大変でした。

ぁまのじゃく / S/mileage
2009年、もっともフレッシュだった一曲。これが1位でもいいです。あぁ！「FIRST KISS」の作詞の切れ味、を連想したりしました。

楽曲部門（その他気になった曲）

[モーニング娘。]
アルバム『プラチナ 9 DISC』は大傑作だと思います。9人で歌う「SONGS」「雨の降らない星では愛せないだろう?」の名曲さは言うに及ばず、ソロ曲・ユニット曲が充実しているのがいい。特に気に入っているのは亀井絵里「片思いの終わりに」。メロウなテクノ歌謡好きな人は全員聴いて下さい。

シングル4枚もそれぞれいい。カップリング曲もいちいちいい。中でも「秋麗」が一番かな。あと、フリコピしていて最も高まるのは「泣いちゃうかも」。

[久住小春]
「ハッテン×JOY」はびっくりした。去年で言うところの「こんにちぱ」枠。アルバム『きらりと冬』では、アダルト歌唱と小春の声質が化学反応を起こしている「マスカラフル」、犬の鳴き声が無駄に上手い「パピーラブ」、歌詞の言葉遊びが楽しい「ソラミミドレミ」辺りが良かったです。

[Berryz工房]
「抱きしめて抱きしめて」は、正直言ってハロコンの初披露を観たときは印象最悪だったんですが、フリコピしながら聴くとこんなに高まる曲はないです。2009年は、個人的にはフリコピの快楽に本格的に目覚めた一年でした。その他の曲は、まあ大体好きです。ベリに関しては客観的な判断が出来ない。

[℃-ute]
アルバム『④憧れ My STAR』は表題曲に尽きるんですが、「One's LIFE」のラップも「愛してる愛してる」のセリフも面白くて好きです。愛理ソロは「通学ベクトル」の方が全然好きだなー。「青春ソング」はブルハかジュンスカか、と爆笑しました。「SHINES」はライブの記憶と切り離して考えられない…。

「EVERYDAY 絶好調!!」も結構な良曲だと思います。

[Buono!]
「co・no・mi・chi」は、つんく作曲ということで物議を醸しましたが、いま振り返るとそんなに悪くない、むしろ2009年のシングル3曲では一番いいんじゃないか、という評価です（そしてその3曲よりも「Bravo☆Bravo」の方が好きです…）。カップリング曲もそれぞれハズレがない。

アルバム『Buono! 2』収録曲では、「I NEED YOU」にびっくりしました。これは2009年に転生した「This is 運命」だよ。

[ガーディアンズ4]
「PARTY TIME」が強すぎる。「おまかせ♪ガーディアン」はフリコピしながら聴くと高まります。

[真野恵里菜]
「はじめての経験」「世界はサマー・パーティ」辺りは好きですが、実はまのえりにはそんなに強くは惹かれない私。「Love & Peace＝パラダイス feat.ハローキティ」で林原めぐみとの共演が実現したのには驚きましたが。

[しゅごキャラエッグ!]
シングル2枚とも結構好きです。可憐Girl'sとか好きな人はこっちも聴けばいいのに、と思います。

[S/mileage]
個人的には「ぁまのじゃく」が突出し過ぎていて、「あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい」は、良曲だけど2期タンポポ過ぎるよね、というのがあります。「スキちゃん」は、まあこういう曲もライブでは必要だよね、という感じ。でも4人の歌声が好きになりつつあるので、客観的判断が出来なくなりつつあります。

[アイスクリー娘。]
「モーニングコーヒー」は、オケが高橋諭一による新録でなかなか面白いです。恋レボとGo Girlは流用オケでした。

[V.A.]
続・美勇伝「ONLY YOU」を繰り返し聴きました。りーちゃんの歌声の魅力は分析不能。さゆとジュンジュンの歌声も面白い。

[安倍なつみ]
「スクリーン」は何気に結構良曲じゃないですか？　中森明菜っぽいと言うか。

[後藤真希]
SWEET BLACK feat.MAKI GOTOのアルバム『SWEET BLACK』収録曲はどれも高いクオリティを誇っています。でも「Golden LUV」のインパクトには敵わなかったなあ。

[HANGRY & ANGRY]
「Top Secret」はPVの出来も含めて、結構好きになりました。「The☆Peace! (h&A Death Tracks)」も面白い。まさかこんなカバーを聴ける未来が待っていたとは。

[加護亜依]
「no hesitAtIon」は普通に良い曲じゃないですか？　やっぱり歌声に魅力がある。

[メロン記念日]
コラボ曲はそれぞれ別の魅力があって良かったと思います。自分の好みではミドリのやつかなあ。ニューロティカのやつも楽しくていいと思います。

[松浦亜弥]
「チョコレート魂」は間違いなく良曲なんですが、セールスは芳しくなかったようで、アイドルポップスって何なんだろう？と考えさせられてしまいますね…。

[THE ポッシボー]
「幸せの形」はEE JUMP「HELLO! 新しい私」なんかを連想させるし、「Family 〜旅立ちの朝〜」は、メンバーの気合の入った歌唱が聴いていて好感持てるし、何気に好きな2曲です。

[キャナァーリ倶楽部]
「KAPPORE エエジャナイカ」のファンクビートは、ハロプロ好きならみんな気に入るはず。

[MM学園合唱部]
めちゃモテ委員長の3枚のシングルは、リリースを重ねるごとにどんどん良くなっていく、という印象がありました。モータウン調の「大好きになれっ!」はかなりの良曲だと思います。「めちゃモテ! サマー」カップリングの「乗ってるかぁ〜い!」が口上？入りの変な曲で気になりました。